死に逝く者

コスモス・シリーズは一旦休んで…

秋真っ盛りの昨今ですが、足元に目をやればそこにはホトケノザや黄色カタバミが咲き誇り、あたかも「春蘭満」の様相さえ漂わせます。
そんな草むらでテントウムシなどを見ていたら、1匹のクマバチが飛来して黄色カタバミの可憐な花にしがみ付きました。

クマバチは非常に重いので、大概の草はグン!と曲がるのですが、黄色カタバミはクマバチの「下敷き」となって地面に押しつけられている状況です。
「他にも花はたくさんあるのに、いずれ間違いに気づいて飛び立つだろう…」と見てたのですが・・・。

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↑ 3242  クマバチがしがみ付いた瞬間。カタバミの茎が手前から奥に向かって曲がっています。

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↑ 3243  茎に掴まって移動しようとしますが、なんかヨタヨタした感じです。

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↑ 3244  羽もかなり傷んで、思うように体が動かない様子です。



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→ 3245
折れ曲がったカタバミの茎は元に戻り…

この時、そ~っとクマバチに触れましたが、反撃は勿論逃げることもしません。



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↑ 3246  そうです。彼女は終焉の地をこのカタバミに求めたのです。 生命が尽きる直前まで、精一杯蜜集めに勤しんだであろう、全身の花粉が哀れでもあり、気高くもあります。

相手は昆虫なのに、思わず「一生懸命頑張って偉かったね」と声をかけた…そんな出遭い(別れ)でした。
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by real_gontanopapa | 2009-10-02 11:04 | 昆虫